みなとみらい線15周年、駅制服を一新 専門学校とコラボ

 みなとみらい線を運行する横浜高速鉄道は、同線開通15周年を記念し駅制服のリニューアルを発表した。地元横浜で90年以上にわたりファッション業界へ人材を送り出してきた岩崎学園横浜fカレッジと連携。同校の生徒らによるデザイン案を服飾関係の有識者らが審査し、優秀作品のデザインを採用した。

 新制服は「未来進化論」をテーマにした同校2年山口翔真さん(20)らのグループによるデザイン案を基に、他の入賞作品の案も部分的に採用された。

 ジャケットに海をイメージした青いライン、帽子に金の波形ラインを配置し、シャツにも波形のポケットを付けたほか、スカーフにも同線の座席の模様を落とし込んだ。山口さんは「ブルーを取り込み横浜らしさや、金ボタンで光が差し込む明るさを表現した」と採用を喜んでいた。

 新デザインは2日、みなとみらい駅で開催されたファミリーイベントでお披露目。入賞4作品を同社社員や馬車道発のアイドルグループ「ポニカロード」がショー形式で紹介した。制服は10月1日からリニューアルする。

みなとみらい駅で開催されたファミリーイベント

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