アジアカップでは不運な形からハンドを取られるなど失点に繋がるプレイもあったが、日本代表をまとめたDF吉田麻也のパフォーマンスはまずまずと評価できるのではないか。イラン代表を3-0で抑えたゲームなど、冨安健洋とのコンビは試合を重ねるごとに良くなっていった。
これからは所属するサウサンプトンで再びプレイしていくことになるが、サウサンプトンのサポーターも吉田の帰還を歓迎している。吉田不在時はジャック・スティーブンスが代役を務めてきたが、サポーターはスティーブンスに100%満足しているわけではないのだ。
英『HITC』によると、サポーターからは早くも吉田をスティーブンスの代わりに先発させてほしいとの意見が出ているようで、ラルフ・ハーゼンヒュットル体制における吉田の評価はすこぶる高い。
「吉田は良い選手で、スティーブンスのところに入るべき。あのハンドについて指摘するのはナンセンスだ」
「スティーブンスより吉田の方が良いかという議論が出ることさえ信じられない。吉田の方が数倍良い」
「吉田はここ2シーズン優れているが、スティーブンスはそこまで良くない」
ハーゼンヒュットルが指揮官に就任してから吉田は3バックの中央に入る機会が多かったが、再び守備の柱となるのか。チームも16位と僅かながら順位を上げており、吉田合流後の戦いが楽しみだ。