地域包括支援センター通信いきいき幸齢者

福岡県大川市

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■高齢者虐待を見逃さない!
高齢者虐待とは、65歳以上の人が、養護者(家族など)や施設で働く人などから受ける、不適切な扱いや、権利侵害、利益侵害のことです。虐待のかたちは様々で、複数の虐待が重なり合って発生していることもあります。

虐待が起きる背景には、家庭の場合『適切な介護の仕方や認知症への対応がわからず、つい手を上げてしまう』、『介護負担が大きいために仕事が出来ず経済的に困っている』などの状況があります。また施設の場合『利用者の安全確保や効率的に業務を遂行するための工夫として虐待を正当化してしまう』といった状況が考えられます。虐待の怖いところは、しようと思って起きるものではなく、気づかない間に虐待という状況に陥っているというところです。また、虐待していることに気づいていても、様々な理由で歯止めが利かなくなっていることもあります。

「高齢者虐待防止法」では、高齢者を保護するだけでなく、介護保険や福祉のサービスなどによる支援、施設職員に対する意識改革などが虐待防止に重要なことと考えられています。

~ご近所にこんな高齢者はいませんか?~
□暴力を受けている、怒鳴られる、年金を取られるなどと訴えている
□あざや傷があるのに理由を聞いてもはっきりしない
□家族が介護でとても疲れていたり、高齢者の悪口を言ったりする
□介護や病気について相談する人がいないようだ
□一人暮らしや高齢者夫婦世帯で、最近姿を見かけなくなった
□高齢者を訪ねると家族に嫌がられたり、会わせてもらえなかったりする
□昼間でも雨戸が閉まっている
□家の周辺にゴミが放置されたり、異臭がしたりする
□郵便受けが新聞や手紙でいっぱいになっている
□家から怒鳴り声や泣き声が聞こえたり、大きな物音がしたりする
□暑い日や寒い日、雨の日なのに高齢者が長時間外にいる
□高齢者が道路に座り込んだり、うろうろしたりしていることがある
□介護が必要なのに、サービスを利用している様子がない
□高齢者の服が汚れていたり、お風呂に入っている様子がなかったりする
□最近、セールスや営業の車が来ることが多くなった
□家族がいるのに、いつもコンビニなどで一人分のお弁当を買っている
参考:東京都老人総合研究所作成

上記のリストに該当する項目が多いほど、支援の必要性が高い状態です。高齢者本人やその家族に限らず、地域の人も「もしかしたら虐待かも」と思ったら、迷わず健康課高齢者支援係や介護保険係、または地域包括支援センターに相談・通報してください。第三者が介入することで虐待の深刻化を防ぐことができます。相談・通報者の秘密は厳守します。

■相談窓口:
・健康課高齢者支援係
【電話】0944-85-5524

・健康課介護保険係
【電話】0944-85-5522

・地域包括支援センター
【電話】0944-85-5525