稲垣吾郎が19世紀末の画家・クリムトの魅力を発信!「圧倒的な存在感に心を奪われた」

4月23日から上野・東京都美術館で開幕する「クリムト展 ウィーンと日本 1900」のスペシャルサポーターに、稲垣吾郎が就任した。

グスタフ・クリムトは19世紀から20世紀初頭にウィーンで活躍した画家で、稲垣はこれまでもクリムトとともに活躍した画家を描いた映画の批評や、音楽家・ベートーベンの生涯を描いた舞台「No.9-不滅の旋律―」でベートーベン役を演じるなど、19世紀から20世紀にかけてのウィーン文化に縁があり、関心を寄せてきた。

昨年、舞台の再演を前にウィーンを訪れた稲垣は、ベートーベンが暮らしていた家や墓地を巡ったほか、クリムトの作品を鑑賞する機会もあったという。さまざまな縁でクリムトの作品と巡り合ってきた稲垣が、自身の体験を通して本展の魅力を伝える役割を担うほか、ゲストナレーターとして音声ガイドにも初挑戦する。

「このたび、ウィーン世紀末の画家グスタフ・クリムトの展覧会でスペシャルサポーターに就任することになりました。昨春、ウィーンを訪れた際に彼の作品を鑑賞し、その華やかさや繊細さ、圧倒的な存在感に心を奪われたので、不思議な縁を感じています」と喜びを明かし、「僕は舞台でベートーベンを演じましたが、クリムトが第九をテーマに描いた全長34メートルの壁画『ベートーヴェン・フリーズ』の複製も展示されるそうで、その空間に身を置くことが今から待ち遠しいです。音声ガイドにも初挑戦しますので、ぜひご期待ください」とメッセージを寄せた。

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