「四大陸フィギュア」宇野昌磨、坂本花織、田中刑事、紀平梨花が意気込み

フジテレビ系では2月8日から、平成最後の「四大陸フィギュアスケート選手権2019」(8日午後7:57/9、10日午後7:00)を3夜連続で放送する。今年はアメリカ・アナハイムで開催され、現地からは三田友梨佳アナウンサー、内田嶺衣奈アナがその様子を伝える。

「四大陸フィギュアスケート選手権」とは、アメリカ・アジア・オセアニア・アフリカの四つの大陸から各国の代表選手が集い毎年行われる国際大会。国際スケート連盟が主催するチャンピオンシップで、伝統のヨーロッパ選手権と並び、世界選手権に次ぐ大会と位置付けられている。選手たちにとって世界の中での自分のポジションを左右する大勝負で、かつて髙橋大輔選手、浅田真央、キム・ヨナらもこの大会で世界の頂点に立つ足掛かりを作った。羽生結弦選手のシニア初表彰台も同選手権だった。

宇野昌磨選手は「世界大会で“シルバーコレクター”と皆さんに言っていただいて、満足できる2位、満足できない2位、たくさんあったと思いますけど、1位を目指して頑張りたいと思います」と意気込みを述べた。坂本花織選手も「四大陸は去年優勝しているので、今年は連覇を目指して頑張りたいと思っています。ミスない演技はもちろんですが、表現も一つ一つ考えながらショート・フリー両方を完璧に演じられるようにしたいです」と連覇に向けて気合十分だ。

田中刑事選手は「四大陸では、自分でもっとチャレンジできるものはチャレンジして、そこで得たものを世界選手権で生かせればと。全日本、四大陸、世界選手権でつかみとったものを、次の世界選手権・日本でもう一度それらを出し切るっていう、そういうステップアップでいきたいなって思っています」と世界へ力を見せつけることを心に誓う。紀平梨花選手も「ショートとフリーどちらも完璧な試合はなかったと思うので、今回は完璧な演技をして、どのくらい点数が出るかを見てみたいし、やっぱりショート・フリー両方とも、ノーミスでそろえるということを1番の目標にして、後は自己ベストを更新したいと思っています。今シーズン、全ての大会でガッツポーズの出る演技をし、笑顔で終えることができますように、そしてトリプルアクセル決めて、完璧な演技をして、これ以上はできないという演技を全ての大会で安定してできるように、と考えています」と話している。

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