トルコギキョウ、出荷盛ん 熊本県八代地域

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薄い紫色のトルコギキョウを収穫するJAやつしろ北部花部会の吉崎信弘部会長=八代市

 全国有数のトルコギキョウ産地の一つ、熊本県八代地域で出荷が続いている。本来は春夏がピークだが、同地域は寒い時季にも収穫できるよう技術改良を重ね、関東や関西に出荷している。

 トルコギキョウは北米や南米原産のリンドウ科の花。県のまとめによると、県内の年間出荷本数は約1千万本(2016年産)と、長野県に並ぶ大産地。うち八代地域が約18%を占めており、阿蘇や菊池などでも栽培が盛んだ。

 JAやつしろ北部花部会の吉崎信弘部会長(55)は7日、八代市千丁町のハウスで、一番人気が高いという薄い紫色のトルコギキョウを収穫。「昨年12月の日照量が少なく遅咲き気味だが、色やボリューム感は平年並みかそれ以上」と太鼓判を押す。

 同部会は11日、バレンタインデーの贈答用にPRするため、東京都の銀座熊本館で八代産のトルコギキョウを配る。吉崎部会長は「熊本のトルコギキョウの良さを知って、気持ちを込めて大切な人に贈ってもらえたらうれしい」と話している。(中村悠)