見逃し注意!のNetflixオリジナル作品オススメ8選+アルファ

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Netflixのユーザー以外にも知られているような有名タイトルについては、敢えて除外をしています。気になりつつも後まわしになっている、作品数が多くて埋もれてしまっている、単なる食わず嫌い等々の理由で、観ていないユーザーも多そう、そんな中から、でもそのままではもったいない、筆者が必見だと思うオススメ作品8選。

観ていないのはもったいない、必見のオススメ作品8選+アルファ

「ハウス・オブ・カード」、「ストレンジャー・シングス」、「ザ・クラウン」やマーベル作品等だけじゃない、Netflixで必見のオススメ作品8選+アルファです。
ストーリーについては最小限の要点しか記載していませんので、ほぼネタバレなしです。

①『アンという名の少女』

もはや説明不要の「赤毛のアン」、そのドラマ化作品。
「赤毛のアン」なんて女の子の読むもの、観るもの、そんな偏見に近い固定観念から、筆者もなかなか食指が動かなかったのですが、舞台となるプリンスエドワード島の景色が綺麗であることは有名であり、4Kコンテンツだから、それだけでも見応えがあるだろうと試しに観てみました。
すると、景色が綺麗だったのは勿論ですが、思いがけず内容的にも魅了されることに。
あの「ブレイキング・バッド」と同じ脚本家によるものだと後から知って、その点についても納得がいきましたし、そもそも、原作が長く愛されている理由がわかるドラマになっていました。

また、アン・シャーリーを演じるアミーベス・マクナルティが、絶妙に可愛くないのが原作に近いらしく、確かに、古くはミーガン・フォローズ、最近ではエラ・バレンタインが演じていた映画版のアンは、アンにしては可愛すぎるのだと思います。
アンがあまりにキュートすぎると成立しない内容だということも、このドラマを観てわかりました。

比較のため、エラ・バレンタインが演じた最近の映画版シリーズを観ていましたが、映画版の完結編については意識的に観るのをやめました。
先の展開はNetflixのドラマで知りたかったからです。
そう思うぐらいに、次のシーズンを待望している一作です。

TORONTO, ON - MARCH 11: Actress Ella Ballentine of the television series 'Anne of Green Gables' attends the Academy of Canadian Cinema and Television's Family Fan Day 2017 at the Sony Centre For Performing Arts on March 11, 2017 in Toronto, Canada. (Photo by Isaiah Trickey/FilmMagic)

こちらは最近の映画版の可愛いアン。

②『女刑事マーチェラ』

女性刑事が主人公の犯罪捜査もの、まさにタイトルどおりの内容なのですが、このドラマの特質は、マーチェラの記憶が度々欠落するということ。
連続殺人犯逮捕のため奮闘する中、記憶が失われている部分において、自分が犯罪を犯したのではないか、事件に関わっているのではないかとさえ、マーチェラは思い始めます。

記憶が欠落する原因はシーズン2の終盤で判明し、その原因が自身にとっては、あまりに辛すぎることであったため、マーチェラは“ある行為”をしてしまうのですが、それによって、彼女の人生には大きな大きな転機が訪れることになります。
思わず唸るようなエンディング。

次のシーズンの配信が、こんなにも待ち遠しくなるなんて、観始めた時には全く思いもしませんでしたが、デンマーク・スウェーデン合作の傑作ドラマ「THE BRIDGE/ブリッジ」と脚本家が同じ、これも後から知ったことですが、面白いわけだと大いに納得させられました。

LONDON, ENGLAND - FEBRUARY 21: Anna Friel attends the Brits Awards 2018 After Party hosted by Warner Music Group, Ciroc and British GQ at Freemasons Hall on February 21, 2018 in London, England. (Photo by David M. Benett/Dave Benett/Getty Images for Warner Music Group)

シーズン2のフィナーレでは、この顔が大変なことに・・。

③『ボディガード -守るべきもの- 』

PTSDに悩む帰還兵である、ロンドン警視庁の巡査部長が、新たに要人警護の任に着く。
任務中の葛藤、危機、恋愛。
そのクオリティの高さは、BBC作品として、ここ10年で最も高い視聴率を記録したという客観的な数字にも表れています。

でも・・・、本当にオススメなのは、『ボディガード』と同じくBBC作品で、“同じ製作者”による『ライン・オブ・デューティ』のほうかもしれません。

主に警察官の汚職をテーマに緊迫感が溢れていて、『ボディガード』もオススメですが、実は、個人的には『ライン・オブ・デューティ』 は、もっと面白いと思っています。
Netflixオリジナル作品ではありませんが、こちらもNetflixで視聴可能です。

LONDON, ENGLAND - JANUARY 23: Vicky McClure (L) and Martin Compston attend the National Television Awards 2018 at The O2 Arena on January 23, 2018 in London, England. (Photo by Dave J Hogan/Dave J Hogan/Getty Images)

イチオシ『ライン・オブ・デューティ』の主役コンビ。

上記のヨーロッパ製の犯罪捜査ドラマを観てしまうと、アメリカの犯罪捜査ドラマには勝ち目がないようにも思えてくるのですが、それではアメリカ製のオススメは、実際の犯罪者を描いた“実話もの”から。

④『マンハント』

全米を震撼させた爆弾魔ユナ・ボマーとFBIプロファイラーとの攻防をドラマ化。
FBIプロファイラーが私生活を犠牲にしていく様子も丁寧に描かれます。

特定のドラマシリーズに対し、“長い映画のよう”という表現がよく使われますが、サム・ワーシントンとポール・ベタニーという現役の映画スターが競演することにより、このドラマこそ、まさに長い映画と言えるクオリティ。

同じジャンルのNetflixオリジナル作品の中では、デヴィッド・フィンチャー製作総指揮の「マインドハンター」よりも、個人的にはオススメです。

NEW YORK, NY - JULY 19: Paul Bettany and Sam Worthington attend Discovery's 'Manhunt: Unabomber' World Premiere at the Appel Room at Jazz at Lincoln Center's Frederick P. Rose Hall on July 19, 2017 in New York Cit (Photo by Paul Zimmerman/WireImage)

“爆弾魔とプロファイラー”

⑤『オザークへようこそ』

ミズーリ州のオザーク湖、その湖畔が主な舞台となるため、このようなタイトルな訳ですが、予備知識なく邦題だけを見たら内容が全くわかりません。
麻薬組織の資金洗浄を密かに行うため、主人公は家族でオザークに引っ越して来ます。
そして、やがては家族を巻き込み、命の危機にも見舞われます。

これが、例えば、「マネーロンダリング・ファミリー」とでもいったような、ベタでも内容がストレートに伝わるタイトルであったとしたら、観ているユーザーは、もっと多かったのではないでしょうか。

賞にはノミネートされていますので、知っている人は当然に知っている作品ではありますが、“ネクスト「ブレイキング・バッド」”とでも言えそうな作品であるということを、タイトルのせいで御存知ない海外ドラマファンも、結構いらっしゃるのではないでしょうか。

LOS ANGELES, CA - JANUARY 27: Jason Bateman, winner of Outstanding Performance by a Male Actor in a Drama Series for 'Ozark,' poses in the press room during the 25th Annual Screen Actors Guild Awards at The Shrine Auditorium on January 27, 2019 in Los Angeles, California. (Photo by Dan MacMedan/Getty Images)

“オザーク”は賞でも評価されているのです。

⑥『ウォンテッド!ローラ&チェルシー 』

原題がそうなのですから仕方がないのかもしれませんが、ありふれた、シンプル過ぎる主題に、女性二人の名前の副題。
映画なら「テルマ&ルイーズ」、ドラマなら「リゾーリ&アイルズ」等々があり、正直、安い印象、二番煎じ感があり、たいしたことなさそうと感じてしまう人もいらっしゃるのではないでしょうか。
筆者も第一印象はそうだったのですが、たまたま目にした“あらすじ”を読み、直感的に面白いのではないかと感じて観てみたところ、見事に“当たり”でした。

オーストラリア製で、知っている俳優は一人も出ていないドラマでしたが、ニコール・キッドマンやヒュー・ジャックマンを輩出した国だと思えば、俳優を知らないことが“観ない理由”にはなりません。

そして、いわゆるイッキ観が出来る、又は、したくなるドラマです。
イッキ観をするには、“続きが気になる”と“疲れない”の絶妙なバランスが必要で、面白くてもイッキ観は出来ない、というドラマもあると思うのです。
(最近、筆者が鑑賞した作品でいうと、「ウエストワールド」などは、面白いのですが各エピソードが重くて重くて、1日に1~2話ぐらいが限界でした。)

“続きが気になる”という点ではスペイン製の「ペーパーハウス」も話題になりましたが、個人的には、『ウォンテッド!』のほうが更にイッキ観に向いていると感じました。
現時点でシーズン3までありますが、1シーズンあたり6話しかないので、この点でも抵抗感なく観始めることが出来ると思います。

汚職警官が絡んだ殺人事件現場に、偶然居合わせたワケありの二人。
自らの無実を晴らさなくてはならなかったり、命を狙われたりの逃避行を描いた作品ですが、オーストラリアは勿論、ニュージーランドやタイなど各国でのロケが非常に効いています。
国際犯罪と言いながら、“現地”の描写はセット撮影であることが明白にわかる作品と比べると、現地でのロケの重要性というものを、非常に実感させる作品です。

SYDNEY, AUSTRALIA - MAY 21: Rebecca Gibney arrives at the Instyle and Audi 'Women of Style' Awards on May 21, 2014 in Sydney, Australia. (Photo by Brendon Thorne/Getty Images)

“ローラ”、劇中では更に薄化粧で逃亡劇!

引き続きロケの効果という点を重視して、ここでは有名タイトルも含めました。

⑦『センス8』

2シーズンで打ち切りになったことによって、もしもネガティブなイメージを持っている方がいらっしゃるとしたら、Netflixの莫大な資金をもってしても、それでも維持するのが困難なほど製作費がかかっている、それだけ贅沢な作品なのだと解釈して頂くべきかと思います。

世界中に散らばりつつも、意識を共有する8人を、アクション・サスペンス・官能などを織り交ぜて描いていますが、現地ロケでの撮影が、こんなにもドラマに深みを与えている作品はなかなかありません。

例えば、遠隔地にいる2人の登場人物が“意識の中で会話する”という場面があった場合に、背後には、その2人の母国の景色が交互に映ります。
グリーンバックの前で演技をした合成だろうと筆者は思い込んでいましたが、実際は、“異なるロケ地”で“同じ演技”を最低2回して編集しているのだと知って驚きました。
8人の主要な出演者を一緒に、世界中ぐるぐる連れまわして撮影したという贅沢さなのです。

打ち切り後にファンの熱意に動かされ、2時間の最終エピソードが製作されましたので、結末がわからないということはありません。御安心下さい、念のため。
但し、ウォシャウスキー姉妹監督作品ですので、LGBTQ描写は多いです。

SAN FRANCISCO, CA - MAY 27: Actress Doona Bae arrives at the Premiere of 'Sense8' at AMC Metreon 16 on May 27, 2015 in San Francisco, California. (Photo by Miikka Skaffari/FilmMagic)

『センス8』のアクション担当、ペ・ドゥナ。

⑧『DARK ダーク』

ドイツの田舎町で子供が失踪し・・・・・という、まるで「ストレンジャー・シングス」を彷彿とさせるような幕開けなのですが、似ていると言えるのは導入部分のみ。
実際には「ストレンジャー・シングス」よりもずっとSF寄りの作品で、一種の“タイムトラベルもの”です。

タイムトラベルを扱うドラマや映画は数あれど、このドラマのような描写は観たことが無い、鑑賞中、思わず声に出して「スゴイ」と言ってしまった作品です。

海外ドラマといえばアメリカ製、海外ドラマを観始めた当時はそう思っていましたが、この『DARK ダーク』も、前述の『ウォンテッド!』や「ペーパーハウス」、そしてヨーロッパ製の犯罪捜査ものと合わせて、世界規模で考えたときに“アメリカって狭いな”と感じさせる作品です。

BERLIN, GERMANY - NOVEMBER 20: Cast attend the premiere of the first German Netflix series 'Dark' at Zoo Palast on November 20, 2017 in Berlin, Germany. (Photo by Andreas Rentz/Getty Images for Netflix)

登場人物、多し。シーズン2の前には観なおしが必要!?

オマケとして。
4Kであることによって絶大な効果をあげていると思われるドラマ、Netflixオリジナル2作品、非オリジナル2作品を最後に御紹介。

Netflixオリジナル作品としては、“イギリス製トワイライトゾーン”の『ブラックミラー』と、麻薬カルテルを描いた実話もの『ナルコス』。
特に『ナルコス』は、麻薬カルテルの本拠地が森に囲まれているため、肉眼で見ているかのような森の緑が、ドラマに深みまで与える効果をあげているように感じました。 

もちろん4Kになったからといって、つまらない作品が面白くなったりはしませんけれど、2割増しぐらいにはなったりする。それもNetflixオリジナル作品の魅力の一つです。

なお、Netflixオリジナル作品ではない「アウトランダー」と「ブラックリスト」も、Netflixでは4K配信されており、その効果を発揮して、Blu-rayで観るより更に綺麗です。

SAVANNAH, GA - OCTOBER 28: Caitriona Balfe and Sam Heughan attend the 21st SCAD Savannah Film Festival Red Carpet for 'Outlander' Season Four on October 28, 2018 in Savannah, Georgia. (Photo by Cindy Ord/Getty Images for SCAD)

あのアウトランダー“サセナッフ”も4Kで更に美しく。