歩いて、見て、食べて… 長崎ランタンフェスティバル

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 長崎県内外から訪れる観光客でにぎわう長崎ランタンフェスティバル。幻想的なランタンの光も楽しみだが、期間限定のグルメやグッズを楽しめるのも魅力の一つ。日本では亥(い)年だが中国では「豚年」。現地では縁起が良いとされる豚にちなんだ味やお土産を、新地中華街と湊公園の会場エリアで探してみた。
 「かわいい」。新地中華街でまず目についたのは、雑貨店「九龍」の店先で売られる雄と雌の豚顔の肉まん(200円)。蒸し器の中でほかほかと湯気を上げる肉まんのうち、ほっぺたが赤いのが雌。雄と雌を一つずつ買って写真を撮るカップルも多い。
 パンダの黒ごまあんまんなどもあり、愛らしさで女性客に人気。約10種類が1日最高300個売れる。社員の佐々木絵美さんは「まさにインスタ映え。かわいいだけではなくて、おいしい」とPRする。
 新地中華街の中央付近では、仕出し店「山ぐち」(万才町)が、揚げたての豚ひき肉のハトシ(350円)を提供。ハトシは、明治時代に中国から伝わり、長崎の卓袱(しっぽく)料理に加わった。エビを食べることができない人でも味わってもらおうと、この時期だけ、豚でも作っているという。「寒い時期には、やっぱり熱々のハトシでしょ」。山口邦紀代表は声に力を込める。

 湊公園には長崎国際観光コンベンション協会が製作したオリジナルグッズが並ぶ。今年の新商品は、豚をモチーフとした玉飾りや、中国の伝統芸能「変面」のデザインを取り入れた豚の顔があしらわれたトートバッグなど約20種類。小西美千代・販売商品マネージャーの一押しは金豚の中国刺しゅう房飾り(500円)。姉妹品の「桃」や「金魚」を含め、売り上げは好調という。
 歩いて、見て、食べて味わえるランタンフェス。19日までの期間中、お気に入りの一品との出合いを見つけてみませんか。

ランタンフェス限定の豚の顔をした肉まん
ランタンフェス限定の中国刺しゅう房飾りと玉飾り