今週末、高知のおきゃく=箸拳、よさこい、郷土食も

盛況だった昨年の様子

盛況だった昨年の様子

 ブラジル高知県人会青年部(川上カミラ部長)は「第2回高知のおきゃく」を10日午前11時から午後4時まで、同会館(Rua das Miranhas, 196)で開催する。入場無料。
 土佐弁で酒宴を意味する「おきゃく」。当日は、郷土食の鰹のタタキ定食(前売り25レ、当日30レ)が提供されるほか、高知伝統のお座敷遊び「箸拳」や、よさこいグループ「龍高知よさこい」の実演やワークショップが楽しめる。
 「箸拳」は、2人が相対して3本ずつの赤箸を前面に突き出し、箸の合計本数を威勢よく当てる箸遊び。3本勝負で先に2回勝った方が勝ちで、負けた方が中央に置いた献盃を飲む。
 川上部長は「『おきゃく』は高知の文化に親しんで欲しいという願いから企画した。昨年に初開催して好評だった」と話し、「箸拳では通常、負けた方はお酒を飲みますが、今年は苦いお茶を代用します。ぜひ楽しんで下さい」と参加を呼びかけた。
 なお、焼き蕎麦(前売り25レ、当日30レ)、桜餅などの食べ物も販売されるほか、ビンゴも催される。収益は、よさこいグループの活動費に補填される。
 前売り券の購入は、メルセアリア・ダイスキ(Rua Cubatão, 619, Vila Mariana)まで。

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