刑法犯が戦後最少 昨年1万2201件 凶悪犯は2割増 県警暫定値

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 2018年に県警が認知した刑法犯は1万2201件(前年比904件減)で、戦後最少を更新したことが7日、県警のまとめ(暫定値)で分かった。戦後最多の4万2643件だった04年から14年連続で減少し、10年前と比べて半減した。ただ、強盗や殺人などの凶悪犯は前年から2割増え、特殊詐欺も後を絶たない状況で、体感治安の向上が引き続き求められる。

 刑事企画課によると、罪種別で最も多かったのは窃盗犯。前年より4.2%減の8629件で、全体の7割を占めた。傷害や暴行などの粗暴犯が9.9%減の1161件だった。詐欺などの知能犯は最も減少率が大きく、17.0%減の638件。強制わいせつなどの風俗犯は13.2%減の92件だった。唯一増加した凶悪犯は72件だった。重要犯罪と位置付けられている殺人や強盗、放火、強制性交など6犯罪は4件増えて121件だった。このうち強制性交は13件から20件に増え、増加率が最も大きかった。