<レスリング>男子グレコローマンの全日本チームは約半年間の合宿練習へ

 日本協会は2月7日、都内で理事会を開催し、男子グレコローマンの全日本チームが4月から9月の世界選手権までの間、東京・味の素トレーニングセンターでの合宿や7月に予定されている海外遠征以外の時には日体大のゲストハウスを宿舎として合宿練習することを承認した。

 日体大にはグレコローマンを専門にやっている選手が多く在籍している。日本代表選手は朝練習、午後練習とも日体大の学生選手とともに練習する。したがって、半年近く、全日本チームでの合宿が続くことになる。

 同様のケースとしては、1988年ソウル・オリンピックに向けて、男子両スタイルで通称「500日合宿」が実施されたことがある。その時は、選手は都内の青少年総合センターで寝泊まりし、朝練習を一緒にやったあと仕事や授業に行き、夕方は都内近郊の大学や自衛隊でのマットワークに加わった。

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