2月13日に発表される2019年シーズンのレッドブル・ホンダF1の新車『RB15』のカラーリングは、今までとまったく違ったものになるかもしれない。
グラフィックデザイナーのSeviGraphicsが自身のSNSに載せたイラストでは、マシンのメインカラーが濃紺から白に変わり、そこに深紅の雄牛が美しいコントラストを見せている。
これがデザイナーの単なる想像の産物と、片づけるのは簡単だ。しかしマックス・フェルスタッペンとピエール・ガスリーの両ドライバーのヘルメットの新カラーリング、レーシングスーツのデザインも、この基調で行くと見られている。さらにいえば最近レッドブルから送られてきたプレスリリースからも、濃紺が消えている(奇妙なことに赤と白ではなく、赤と銀色のラインが入っているが)。
いうまでもなく赤と白は日本の国旗の色使いであり、1960年代のホンダF1のカラーリングであった。レッドブルが新たなパートナーに示した敬意と考えるのは、ごく自然ではないだろうか。
F1の世界では、「火のないところに煙は決して立たない」と言われている。この噂が正しいかどうかは、新車RB15の発表日である2月13日に明らかになるだろう。