【大学受験2019】国公立大志願状況を分析、中期日程で増加…河合塾

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河合塾の大学入試情報サイト「Kei-Net」

河合塾の大学入試情報サイト「Kei-Net」は2019年2月7日、「速報!2019年度国公立大志願状況」と題した入試動向分析を掲載した。難関国立大学で前期日程の志願者減が目立つ一方、公立大学で実施される中期日程の志願者が前年比104.8%と増加している。

国公立大学入学者選抜の出願が2月6日で締め切られ、文部科学省が最終日午後3時現在の志願状況を発表したことを受け、河合塾が概況をまとめた。

文部科学省による2月6日午後3時現在の集計によると、国公立大学の2次試験志願者数は44万2,378人。前年最終日同時点との比較では、99.4%とほぼ前年並み。なお、確定志願者数は2月20日に発表予定。2018年度は、出願最終日午後3時から確定までの間に志願者数が約2万人増加しており、2019年度も同様に最終的な志願者数は46万人程度に落ち着く見込みだという。

国公立大学の人気は堅調で、国公立大学入試の中心となる前期日程の志願者数は、前年比98.9%の24万4,306人。後期日程の志願者数は、前年比99.2%の16万8,156人。公立大学で実施される中期日程の志願者数は、前年比104.8%の2万9,916人。

河合塾では、中期日程の志願者増加について、2019年度は公立小松大学、公立諏訪東京理科大学、兵庫県立大学(社会情報科学)、新見公立大学で新たに中期日程が実施されるなど、出願先の選択肢が増えている影響と分析している。

志望動向を学部系統別にみると、「人文・社会」「農・水産」系で増加、「理工」などで減少している。「医療」系は、新設学部がある「看護・保健」系を除き、減少が目立っている。

旧帝大を中心とした難関10大学の志願者数を前年同時期と比較してみると、前期日程は神戸大学を除く9大学で前年並みか減少。難関10大学全体でも、前期日程は97.1%と1,704人減少している。

このうち、東京大学の志願者数は、前年比99.1%と前年並みで、全科類とも第1段階選抜実施予告倍率を上回る志願者が集まっている。前年志願者が増加した文科一類が引き続き人気を集める一方、全国的に医学科人気に落ち着きがみられる理科三類は減少している。

Kei-Netではこのほか、2019年度入試情報として最新の大学別志願状況なども掲載している。

奥山直美