侍J稲葉監督がロッテ石垣キャンプ訪問 ドラ1藤原に期待「将来性を感じる」

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ロッテ春季キャンプを訪問し井口監督(左)と談笑する侍ジャパンの稲葉篤紀監督【写真:佐藤直子】

田村の猛アピールに喜びの声「僕にどんどんアピールしてくる」

 侍ジャパンの稲葉篤紀監督が8日、沖縄の石垣島で行われているロッテ春季キャンプを訪問した。井端弘和内野守備・走塁コーチと建山義紀投手コーチとともにロッテの井口資仁監督に挨拶。昨年U-23代表入りした安田尚憲内野手やドラフト1位ルーキーの藤原恭大外野手らの打撃練習に熱視線を送った。

 春季キャンプに到着した稲葉監督は、井口監督や鳥越裕介ベンチコーチ、大村巌打撃コーチらと談笑。「今年のロッテの選手について話をしました」という。昨年10月に行われた第2回U-23ワールドカップでともに戦った安田から挨拶を受けると「U-23のメンバーとして、MVPも獲って非常に活躍してくれた。今年にかける思いや期待を込めている。どういう打撃をするのか楽しみ」と期待。「私自身が(安田に対して)まだまだ物足りなさを感じている。今年はレギュラーを獲らなければならない立場。バッティングでもっと飛ばせるのではないかという思いも伝えた」と、さらなる打撃での成長を待ち望んだ。

 また、ドラ1新人から「藤原です」と挨拶を受けた稲葉監督は「今年ルーキーで初めのキャンプ。プロについていく段階だと思いますが、非常にいいスイングをしている。将来性を感じているので大きく育ってほしい」とエール。昨年のU-23、日米野球で代表入りした成田翔投手とも言葉を交わし「代表を経験したことで、今年は目の色を変えているという。いい具合につながってくれれば」と期待を寄せた。

 これまで侍ジャパン選出経験を持つ田村龍弘捕手からも元気な挨拶を受けると笑顔で応対。「田村は僕にどんどんアピールしてくるので、ちゃんと見ているよと(伝えました)」と嬉しそうに笑みを浮かべた。

 ロッテを含め若手を積極的に侍ジャパンに招集することで、球界全体の盛り上がりにも期待している。「五輪に勝つことにとどまらず、その先の次世代につないでいく役割も担っていると思う。若手を招集することで侍ジャパンへの意識が高まり、これからのプロ野球が盛り上がることにつながれば」と思いを口にした。(佐藤直子 / Naoko Sato)