杉本哲太&古田新太W主演の「隠蔽捜査」、最新作が2時間ドラマで帰ってくる!!

TBS系「月曜名作劇場」(月曜午後8:00)では、杉本哲太と古田新太がダブル主演する「今野敏サスペンス 隠蔽捜査~去就~」を3月11日に放送する。2014年1月期に放送された連続ドラマ「隠蔽捜査」の続編で、東大卒の元エリート警察官僚の主人公・竜崎伸也役の杉本は「今回は古田新太さんと2人のシーンから撮影に入りました。ライバル上條役の生瀬勝久さんや、妻役の鈴木砂羽さんら、それぞれ相対する方との撮影を重ねるごとに『あ~そうだった』『こうだった』など連ドラの頃を思い出しながらの楽しい現場となりました」と旧知の顔ぶれとの息の合った芝居になったことを語っている。

今作は、今野敏氏による人気小説「隠蔽捜査」シリーズの最新作「去就-隠蔽捜査6-」が原作。大森北署の署長としてストーカー対策チームの編成に追われていた竜崎だったが、元上司の息子から娘の美紀(三倉茉奈)がストーカー行為を受けていることが発覚。さらに、警視庁刑事部長の伊丹俊太郎(古田)が痴漢と間違われて大森北署に連行される騒ぎも起きる。そんな中、殺人事件が発生し、署のストーカー相談窓口に被害相談をしていた女性の関与が浮かんでくる。

杉本は「『去就』というサブタイトルだけあって、ストーリー的には『どうなるんだ?』と僕も思ったぐらいに、竜崎の今後や伊丹とのコンビなどが気になる内容となっています。そういう意味でも『隠蔽捜査』の魅力が2時間に凝縮されていると思いますので、原作のファンだけでなく初めてご覧になる方もお楽しみいただけると思います」と見どころをアピール。

伊丹役の古田も「今回は推理劇にかなり重きがあるようで、犯人探しというよりも、トリックとか動機とかが徐々に分かっていく謎解きがドラマチックな内容で非常に面白いと思いました」と明かし、相棒の竜崎役の杉本について「生真面目さというか堅物的なところが竜崎役に合っているなと改めて思いました。変人と呼ばれるくらい堅物の竜崎ですが、それでも伊丹は幼なじみの竜崎を決して嫌いにならないんだろうなっていうのが今回もそこかしこに出ています」とはまり役だと痛感した様子。自身についても「原作ファンの皆さんから、連続ドラマでは伊丹が一番イメージが違うと言われていましたが、今回はそれを払拭(ふっしょく)できるように頑張りますので、ぜひ楽しみにしてください」と訴えている。

© 株式会社東京ニュース通信社