スルガ銀行前会長ら、棄却求める

不正融資、初弁論

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 不正融資問題で多額の損失を招いたとして、スルガ銀行(静岡県沼津市)が岡野光喜前会長ら旧経営陣8人と現在の取締役1人に連帯して総額35億円の損害賠償を求めた訴訟の第1回口頭弁論が8日、静岡地裁(関口剛弘裁判長)で開かれた。9人はいずれも請求の棄却を求めた。

 訴状によると、前会長らは融資審査の機能不全を認識できたにもかかわらず、適切な措置を取らずにシェアハウスを運営する不動産会社「スマートデイズ」(東京)などに融資を実行、銀行に多額の損害を与えたとしている。

 スルガ銀第三者委員会が昨年9月、組織的な不正行為を認定。スルガ銀は11月、経営責任を追及し提訴した。