強制不妊、仙台訴訟原告の訴え

国は謝罪を、「幸せ奪われた」

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旧優生保護法下での強制不妊手術を巡る訴訟の口頭弁論で、仙台地裁に向かう原告側弁護団と支援者ら=8日午後、仙台市

 旧優生保護法(1948~96年)下で知的障害を理由に不妊手術を強制された宮城県の女性2人が国に損害賠償を求めた訴訟の口頭弁論が8日、仙台地裁(中島基至裁判長)であり、70代原告の本人尋問が行われた。女性は「手術で幸せが奪われた。国は早く謝罪や補償をしてほしい」と訴えた。

 60代原告の義姉の証人尋問も実施。手術を理由に原告の縁談が破談になったことなどを挙げ「何のための手術なのかずっと疑問に思ってきた。障害者を淘汰する目的の法律はおかしい」と強調した。

 原告側は旧法に基づく不妊手術は「自己決定権や法の下の平等などを侵害しており憲法違反」などとしている。