長時間労働自殺が和解、大阪高裁

うどん店、解決金1千万円

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 大阪市内で店舗を展開するうどんチェーン「小雀弥」の店長だった男性=当時(34)=が2009年に自殺したのは、長時間労働によるうつ病が原因だとして、遺族が店側に約8千万円の損害賠償を求めた訴訟の控訴審は8日までに、大阪高裁(三井教匡裁判官)で和解が成立した。店側が解決金1千万円を支払うとの内容。1月17日付。

 和解条項には、店側が遺族に哀悼の意を表すると盛り込まれた。昨年3月の一審大阪地裁判決は約6960万円の賠償を命令。一審は82日間連続で勤務し、月100時間以上の時間外労働があったと認定したが、店側が「一審が認めた勤務時間には誤りがある」と控訴した。