「日本って平和?」をテーマに 伊良林小で対話型授業

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 長崎市伊良林1丁目の市立伊良林小(野中正樹校長、554人)で8日、市教委が平和教育の再編として取り組む「対話型授業」が公開された。6年生が「今、日本は平和だろうか」をテーマに多様な意見を出し合い、相互理解を深めた。
 市教委は、対話や討論を通じて他人を尊重しながら自分の意見を発信できる児童生徒の育成を目指している。本年度は小中計5校をモデル校に指定して対話型授業を進め、来年度は全小中学校で実践する方針。
 児童たちは班に分かれて「平和である」「平和ではない」の両方の視点で考えを付箋に記入。「日本は1945年から戦争をしていない」「核兵器を持っていない」「事件のニュースが多い」「中国や韓国と仲が悪い」などと記し発表した。出された意見について「沖縄の米軍基地は必要か」「どうすれば平和は続くか」などとやりとりを重ねた。
 松本流星君(12)は授業を終え「日本は平和でないと思っていたけど、非核三原則や外国との交流のことを聞いて、自分が思っている以上に平和に向かっていると感じた」と感想を語った。

日本の平和についてさまざまな意見を出し合う児童=長崎市立伊良林小