タイ王女、首相候補取りやめも

国王批判受け

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タイのウボンラット王女=2010年3月、香港(AP=共同)

 【バンコク共同】タイのタクシン元首相派政党、タイ国家維持党と同党の首相候補となったウボンラット王女(67)は9日、同国で絶対的な権威を持つワチラロンコン国王が王女を批判する声明を出したことを受け、王女の首相候補の取りやめを検討せざるを得ない状況に追い込まれた。

 国王は声明で「王女は故プミポン前国王の長女であり、今も王室の一員である」と指摘。さらに「憲法に定められているように国王は政治性のない存在であり、王室メンバーにもそれは適用される」と強調した。

 王女も政治的に中立であるべきで、政治的地位に就くことはできないとした。