ジュラシックワールド恐竜が福井へ

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ティラノサウルスのモニュメントの設置イメージ(福井県提供)

 福井県立恐竜博物館(福井県勝山市)にティラノ襲来―。福井県は、映画「ジュラシック・ワールド 炎の王国」に登場したティラノサウルスを模したモニュメントを同博物館に今夏にも設置。新たな目玉として来館者を出迎え、写真映えスポットとして人気を集めそうだ。

 同映画は18年に公開された「ジュラシック・パーク」シリーズの第5作。日本公開は同年7月で、興行収入は80億7千万円と同年の洋画部門で2位だった。県は18年度当初予算で「映画を活用した『恐竜王国福井』全国発信事業」と銘打ち、2030万円を計上。同映画の上映時に県立恐竜博物館のCMを流し、映画とのコラボ展も開催した。

 こうした縁から、映画公開が終わった昨秋、国内PR用に製作したモニュメントの無償寄贈の打診が国内配給会社から県にあった。繊維強化プラスチック製で全長約11メートル、高さ約5メートル、台座を含めた体重は約10トン。「JR福井駅前に設置しているフクイティタンのモニュメントとほぼ同じサイズ」(県ブランド営業課)という。

 県は2019年度当初予算案で、搬送と設置の費用1542万円を計上した。博物館玄関横にある銘板の後ろにあるスペースへの配置を予定。来館記念写真を撮影するのに絶好のスポットとして仕上げる予定という。詳しい展示方法は今後検討する。

 県によると、本年度の来館者数は同映画の効果もあり、過去最多ペースで推移している。新たに設置するモニュメントと館内にある動くティラノサウルスの「ダブルティラノ」を打ち出し、さらに来館者増につなげたい考えだ。

 8日に会見した西川一誠知事は「相当ど迫力だと思う。機能的な卵型の博物館の外観に、大きなティラノサウルスが立ちはだかるので、人気を集めてお客さんを呼べるのではないか。県立恐竜博物館のブランド化に大きく寄与すると思う」と期待を寄せた。