絆の証し、はためく 熊本市中島小、障害者施設と交流30年で記念旗

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 熊本市西区の中島小(児童数240人)は、近くの障害者支援施設「ゆたか学園」との交流が今年30周年を迎える記念として「交流の旗」を2枚作った。7日、学園の入所者ら約60人を校内に招き、1枚贈った。

 学園との交流は1989年にスタート。同小の運動会に入所者らが参加したり、一緒にサツマイモを育てたりする交流を年十数回重ねている。

 「児童が率先して車いすを押すなど思いやりの心を育むのにつながっている」と森春美校長。卒業生には学園職員になった人もいるという。

 贈った旗は縦135センチ、横90センチ。デザインの原案は児童らが考え、地域特産のレンコンやトマト、ノリをモチーフにした同小のマスコットキャラクター3体が帆船に乗ったイラストが描かれている。帆には学園のマークを掲げ、児童と入所者が協力して夢や未来に向かう思いを表現したという。

 贈呈式で、入所者に旗を手渡した6年の木村真里乃さんら同小企画委員会の8人は「交流は楽しい。これからも絆を深めていきたい」と声をそろえた。(猿渡将樹)

(2019年2月9日付 熊本日日新聞朝刊掲載)