春の花木 1万本販売 松浦公園で「植木市」 17日まで

 佐世保市松浦町の松浦公園で8日、恒例の「春の植木市」が始まり、庭木や果樹苗を品定めする客でにぎわっている。17日まで。
 生産者や造園業者でつくる「佐世保みどりの会」(田中和典会長)が毎年春と秋に開いている。
 県内外の5業者が、見ごろを迎えたウメをはじめ、ミカン、柿、ブドウの果樹苗など約300種1万本を販売している。
 この日は先着50人に花苗をプレゼントした。毎回友人と訪れる柚木町の無職、川尻浩さん(79)は「苗をもらえてうれしい。花を育てるのが日々の楽しみ」と満足そうだった。

多様な苗木が並ぶ植木市=佐世保市、松浦公園

© 株式会社長崎新聞社