ブリュワーズとムスターカスの再契約は不可避なのか

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ブリュワーズには、MLB Pipelineが先日発表したプロスペクト・ランキングTOP100で全体20位にランクインした有望株二塁手のケストン・ヒウラがいるものの、彼のメジャー昇格まではもうしばらく待たなければならない。二塁のレギュラーが固まらない状況のなか、ブリュワーズは「正二塁手不在」という課題を、フリーエージェントの三塁手と契約することで解決することになるかもしれない。

昨年7月にロイヤルズからブリュワーズに加入し、シーズントータルで28本塁打、95打点をマークしたマイク・ムスターカスは、依然としてフリーエージェント市場に残っている。MLBネットワークのケン・ローゼンタールによると、昨季同様にブリュワーズがムスターカスを獲得し、正三塁手のトラビス・ショウを二塁に回す可能性があるという。ローゼンタールは自身の記事のなかで「ブリュワーズとムスターカスの再契約は不可避であるように思われる」とまで書いている。

ムスターカスは、現在マニー・マチャドの獲得に動いている球団にとって、マチャド獲得に失敗した場合の「プランB」となる可能性がある。フィリーズ、ホワイトソックス、パドレスなどがマチャドを逃した場合の正三塁手候補としてムスターカス獲得に動くと見られているのだ。しかし、スプリング・トレーニングの開始が近付くなか、ムスターカスがマチャドの移籍先決定を待たずに契約を決めてしまう可能性もある。そこで浮上するのが、ブリュワーズとムスターカスの再契約というわけだ。

しかし、ショウがフルシーズン二塁手としてどこまでやれるかは未知数であり、守備範囲の狭さを不安視する関係者もいる。また、年俸調停期間に突入しているショウにとって、守備の負担増により打撃成績を悪化させてしまうのは、なるべく避けたいシナリオだろう。現在、ブリュワーズのチーム内にはコリー・スパンジェンバーグ、エルナン・ペレス、タイラー・サラディーノといった正二塁手候補がいるが、ブリュワーズはショウを説得したうえでムスターカスとの再契約を目指すのだろうか。今後の動向に注目だ。