10日に行われるマンチェスター・シティとチェルシーの対決は特別な一戦だ。約9年ぶりにアルゼンチン代表のエースストライカー同士の対決が実現する可能性があるからだ。マンCの絶対的なエースであるセルヒオ・アグエロ、そしてチェルシーにやってきたゴンサロ・イグアインだ。
2人はアルゼンチン代表のチームメイトであると同時にライバルだった。2010南アフリカワールドカップではイグアインがポジションを掴み、アグエロはベンチスタートだった。2014ブラジルワールドカップでは2人同時に先発することもあったが、アグエロが怪我をしてからはイグアインが最前線を務めた。
2018ロシアワールドカップではアグエロの方が先発する機会が多く、2人は互角のレベルにあるワールドクラスのストライカーとして長く代表を支えてきた。リオネル・メッシのインパクトが強すぎて目立たないが、同じ時代にこれだけ完成されたストライカーが2人も代表チームに揃うのは特別なことだ。
英『FourFourTwo』も2人の再会に期待しており、実現すれば2人がそれぞれレアル・マドリードとアトレティコ・マドリードに所属していた2010年3月以来の顔合わせになるという。まだイグアインはチェルシーに来てから日が浅いが、すでにエースだ。アグエロはここまでのクラブキャリアで通算344得点、イグアインは292の得点を決めてきたが、この重要なビッグゲームで結果を出すのはどちらだ。