9日に行われるリーグ戦164回目のマドリード・ダービー。
サンティアゴ・ベルナベウでの前回対戦はスコアレスドローに終わり、アトレティコ・マドリーは敵地で価値ある1ポイント獲得に成功した。
ここではそんなアトレティコの、ちょっと古いがカッコいいユニフォームをご紹介。対象を00年代以前(2009-10シーズンまで)に限定し、9着を掲載している。
1996-97シーズン
ユニフォーム:アトレティコ・マドリー/1996-97/Puma/ホーム/スポンサー(BANDAI)
旧ホームスタジアム「ビセンテ・カルデロン」の透かしプリントが特徴のユニフォーム。胸スポンサーはこのシーズンのみ、日本の玩具メーカー「BANDAI」だった(当時は海外でも同社の商品『たまごっち』がブームに)。画像の選手は現監督のディエゴ・シメオネ。
1996-97シーズン
ユニフォーム:アトレティコ・マドリー/1996-97/Puma/アウェイ/スポンサー(BANDAI)
ブラックを基調に、見る者にその意図を考えさせるようなアート風グラフィックが印象に残る。なかなか面白いデザインだった。
1997-98シーズン
ユニフォーム:アトレティコ・マドリー/1997-98/Puma/ホーム/スポンサー(MARBELLA)
シンプルでクラシックなデザインは、80年代のユニフォームにインスパイアされたという。スポンサーの「MARBELLA(マルベージャ)」はリゾート地として有名なアンダルシア地方の街。当時クラブの会長だったヘスス・ヒル氏が同時期にマルベージャ市長も務めていた。
1998-99シーズン
ユニフォーム:アトレティコ・マドリー/1998-99/Reebok/ホーム/スポンサー(MARBELLA)
このシーズンからキットサプライヤーはReebokに変更し、2000-01シーズンまで担当した。ユニフォームはグラデーションカラーを採用した袖が特徴あるデザイン。
2003-04シーズン
ユニフォーム:アトレティコ・マドリー/2003-04/Nike/100周年記念/スポンサー(コロンビア・ピクチャーズ)
100周年記念モデルはクラシックなデザインで、エンブレムが特別仕様。01-02シーズンからNikeがサプライヤーを務めている。胸スポンサーはコロンビア・ピクチャーズで、同社の配給作品タイトルを定期的に付け替えていた。
2004-05シーズン
ユニフォーム:アトレティコ・マドリー/2004-05/Nike/ホーム/スポンサー(コロンビア・ピクチャーズ)
胸スポンサーは引き続きコロンビア・ピクチャーズが務め、映画タイトル名を掲出。画像は『XXX2(トリプルエックス2)』バージョンだが、他にも『スパイダーマン2』『ピーターパン』など、03-04シーズンからの2年間で計23作品のタイトルを胸に付けている。
2006-07シーズン
ユニフォーム:アトレティコ・マドリー/2006-07/Nike/ホーム/スポンサー(KIA)
レッド/ホワイトのツートンカラーという大胆なデザインを採用。クラブ史上に残る異色デザインだが、当時Nikeは幾つかのクラブチームで、同じような半々デザインを投入している。胸スポンサーは韓国の自動車メーカー。
2008-09シーズン
ユニフォーム:アトレティコ・マドリー/2008-09/Nike/アウェイ/スポンサー(KIA)
色は当時のアウェイキットの定番カラーだったネイビーで、シンプルながら力強さを感じるデザイン。レッドの差し色もアクセントとして効いていた。
2009-10シーズン
ユニフォーム:アトレティコ・マドリー/2009-10/Nike/ホーム/スポンサー(KIA)
やや細めのストライプと襟付きのクラシックなキットデザインが人気だった一着。画像のセルヒオ・アグエロが着ているのはUEFAチャンピオンズリーグ仕様。なおチームはCL敗退後にヨーロッパリーグへ参戦し、同大会初優勝を成し遂げた。