エメリはプレミアで健闘している! コンテ&ペップに次ぐ“好成績”

今季のプレミアリーグ25節終了時点で6位と、厳しい状況に陥っているエメリ監督だが...... photo/Getty Images

セビージャやパリ・サンジェルマンなどの名門クラブの指揮官を歴任し、2018-2019シーズンよりアーセナルを率いているウナイ・エメリ監督。今季のプレミアリーグ25試合消化時点で6位と、来季のUEFAチャンピオンズリーグ出場権確保(プレミアリーグ4位以内)にむけ厳しい状況が続いているが、現地メディアは同監督の仕事ぶりにポジティブな印象を抱いているようだ。

英『THE Sun』は昨季までチェルシーを率いたアントニオ・コンテ氏、及び昨年12月までマンチェスター・ユナイテッドを率いたジョゼ・モウリーニョ氏の戦績を紹介。就任1季目にあたる2016-2017シーズンのプレミアリーグ24試合消化時点で、両名がいかほど勝ち点を積み上げたかを公表した。

また、同メディアはユルゲン・クロップ(現リヴァプール)、マウリツィオ・サッリ(現チェルシー)、ジョゼップ・グアルディオラ(現マンチェスター・シティ)、マウリシオ・ポチェッティーノ(現トッテナム)の4名の指揮官についても、就任1季目のプレミアリーグ24試合消化時点での勝ち点を公表。エメリ監督を含む7名の勝ち点をランキング形式で紹介した。

就任1季目(今季)のプレミアリーグ24試合で勝ち点47を得たエメリ監督だが、これはコンテ氏が就任1季目の24試合で獲得した59ポイント、グアルディオラ監督の49ポイントに次ぐ、3番目に優秀な数値。同メディアは「エメリはアーセナルで良い仕事をしている」という見出しを打ち、同監督に高評価を与えている。

なお、同メディアはマンチェスターの2クラブ、アーセナル、トッテナム、リヴァプール、及びチェルシーの計6クラブが、前述の7名が就任したシーズンで補強にいかほどの費用を投じたかを公表。アーセナルは今季の補強に6800万ポンド(約96億円)を費やしているが、これはポチェッティーノ体制1季目の2014-2015シーズンにトッテナムが費やした5300万ポンド(約75億円)に次ぐ、2番目に安い補強費。モウリーニョ体制1季目の2016-2017シーズンに1億6600万ポンド(約235億円)の補強費を投じたマンチェスター・ユナイテッドが、同シーズンのプレミアリーグ24試合消化時点で勝ち点45に留まったことを踏まえると、エメリ監督は限られた補強予算の中で健闘していると見るのが妥当なのかもしれない。

英『THE Sun』が公表した前述の7名の勝ち点ランキングは以下の通り。

参照元:Twitter

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