笠間陶芸大学校 2期生卒業制作展

土の可能性追求50点

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県立笠間陶芸大学校の卒業制作展=笠間市笠間

県立笠間陶芸大学校(金子賢治校長)の陶芸学科第2期生の卒業制作展が9日、笠間市笠間の県陶芸美術館で始まった。立体の大作や課題制作のテーブルウエアなど土の魅力を引き出した力作約50点が並ぶ。17日まで。

陶芸学科2年生と研究科の合わせて11人が「対話」をテーマに取り組んだ作品を出品。光を通す磁器を用いてランプを制作した、同展実行委員長の町山あゆみさん(47)は「自分と土のつながりを見つけようと模索した成果」と話す。

今北有珠さん(25)は、仏間のない住居に調和する、羽根をモチーフに淡い色合いで仕上げた仏具を出品。卒業後は陶芸教室で働きながら制作活動する。「2年間で学んだことをひもときながら新しい目標を見つけたい」と見据えた。

同展について佐藤雅之特任教授(50)は「難易度が高い大作に挑戦している。土の可能性を追求し個性が出てきた作品を見てほしい」と見どころを解説する。

問い合わせは同大学校(電)0296(72)0316。 (大貫璃未)