福井県知事選の推薦「早期対応を」

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自民党の全国幹事長会議であいさつする二階俊博幹事長=2月9日、東京・永田町の党本部

 自民党の全国幹事長会議は2月9日、東京都内の党本部で開かれ、福井県連から斉藤新緑幹事長が出席した。会合後、斉藤氏は福井新聞の取材に対し、春の知事選で県連が党本部に上申した前副知事の杉本達治氏(56)の推薦について「このまま長引くと党本部と亀裂が入り、選挙戦も混乱を招く」と会合で発言し、早急な対応を求めたことを明らかにした。ただ、10日の党大会までには結論は出ないとみられる。

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 会合は非公開。県連が党本部に杉本氏を推薦するよう上申してから2カ月以上過ぎたことを受け、斉藤氏は「県連は瑕疵(かし)のない手続きで杉本氏を選んだ上、県民から幅広い支持を得ている。なぜ推薦決定しないのか、人にも説明できない」と訴えたという。

 これに対し、甘利明選対委員長は「(県議選の公認問題などで)一部誤解があり、ちゅうちょしたところがあった。それさえしっかりしてもらえればちゃんとする」と応じたという。会合後、斉藤氏は「(甘利氏から)やっと正式なコメントが聞けた。何らかの対応をしてもらえるだろう」と話した。

 知事選を巡っては、5選を目指す現職の西川一誠氏(74)に対し自民県議や職域支部の一部が支援しており、保守分裂選挙の様相を呈している。