平成26(2014)年の主な出来事

平成26(2014)年

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 45年ぶりの地元国体開催などスポーツの話題で県内が沸き、世界遺産登録推進をめぐり観光面で地域経済の活性化につながる好材料が見受けられた。一方、尊い命が奪われる悲しい事件・事故も相次いだ。
 前人未到の世界選手権個人総合5連覇を達成した体操男子の内村航平選手(諫早市出身)も出場した「長崎がんばらんば国体」では悲願の天皇杯を獲得。全国障害者スポーツ大会「長崎がんばらんば大会」とともに選手たちが夢の舞台で躍動、県民に感動を与えた。
 世界文化遺産登録を目指す「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」は16年の登録候補として政府推薦が決定。15年に登録の可否が判断される「明治日本の産業革命遺産 九州・山口と関連地域」の構成資産、端島(通称・軍艦島)は09年の解禁以来、上陸者が50万人を突破した。
 一方で、社会を震撼(しんかん)させる少年事件が7月に佐世保市で発生。高校1年の女子生徒が死亡しているのが見つかり、同級生の少女が殺人の疑いで逮捕された。加害少女の過去の問題行動が明らかになる中、関係機関の連携不足が指摘された。
 年末には平戸市の巻き網漁船、第1源福丸が沈没し2人が死亡、3人が行方不明となる事故が起きた。
 政治とカネをめぐる問題では、南島原市発注の公共工事に絡み現職市長が5月に逮捕され、汚職事件へと発展した。
 暮れの衆院選では与党が圧勝し、県内でも自民党候補が4小選挙区を独占。来春の統一地方選への影響が注目される。