【平成の長崎】「感動」「感謝」 有光、松橋両氏 引退試合に歓声 平成26(2014)年

 開幕戦を前に、昨季限りでユニホームを脱いだ有光亮太、松橋章太両氏の引退試合を兼ねたOB戦を開催。九州リーグ、JFL時代を支えた22人が観客を沸かせた。
 「チーム有光」と「チーム松橋」に分かれた10分ハーフ。現役時代の応援歌が響く中、前半5分に有光氏が先制点を決めた。後半は3分に松橋氏が同点弾。直後に有光氏が鮮やかなループシュートを決めて勝ち越したが、5分に福嶋洋氏、8分に松橋氏が決めて「チーム松橋」が3-2で逆転勝ちした。
 試合後は大声援を浴びながらスタジアムを1周。有光氏は「このピッチでプレーできて感動した。あらためて7年間いろんな人に支えられたと感じた」。松橋氏は「歴代の選手と一緒にプレーできて、みんなに感謝している。これからも応援してもらえるとうれしい」と話した。開幕戦前にセレモニーもあり、2人に家族から花束が贈られた。
(平成26年3月3日付長崎新聞より)
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OB戦を終えスタンドにあいさつする有光と松橋(左)=県立総合運動公園陸上競技場

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