甲冑武者、迫真の攻防 和水町で戦国肥後国衆まつり

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肥後国衆一揆を再現した合戦で、迫真の殺陣を繰り広げる参加者たち=和水町

 戦国肥後国衆まつりが10日、熊本県和水町の町多目的広場であった。メインイベントの戦国時代の肥後国衆一揆を再現した合戦では、甲冑[かっちゅう]姿の約60人が、砂煙をあげながら迫真の殺陣を披露し、観客を沸かせた。

 町などでつくる実行委の主催で42回目。合戦は、1587年に豊臣秀吉の検地などに反発した地元の和仁[わに]・辺原[へばる]勢約千人と、豊臣勢約1万人が攻防した「田中城の戦い」がモデル。

 県内外から集まった武者たちは、両軍に分かれて入場。鉄砲隊の撃ち合いの後、白兵戦に突入。刀を交える激しい戦いを約3分間繰り広げ、和仁勢の大将が討ち取られて決着した。

 女武将役で参加した福岡県のパート従業員山崎文香さん(25)は「4回目の参加ですが、今年も楽しかった。腕を磨いて来年も参戦したい」と満足そうだった。

 同町に1月、金栗四三ミュージアムや生家記念館がオープンした影響もあり、例年よりも2~3割増の約8千人が来場し、にぎわっていた。(長濱星悟)