入浴客癒やす「てんすい桜」 玉名市の草枕温泉で満開に

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一足早い春の訪れを告げる「てんすい桜」に見入る家族連れ=10日、玉名市

 熊本県玉名市天水町の温泉施設「草枕温泉てんすい」の玄関に満開を迎えた「てんすい桜」の大枝が飾られている。10日、入浴客らは一足早い春の訪れに癒やされていた。

 ヒガンザクラなどを交配したケイオウザクラという切り花用の品種。同施設が町の特産にしようと、露地で育てた桜の枝を切り出して温室で開花を早めたものを10年ほど前から展示、切り枝の販売もしている。今年は暖冬で気温が下がらなかった影響で、開花が1週間ほど遅れたという。

 福岡市の会社員畑田穣治さん(63)は「この時期に桜が見られるとは思わなかった。見事なものですね」と熱心に写真に収めていた。2月末まで展示・販売する。切り枝は600~1100円。同施設TEL0968(82)4500。(熊川果穂)