【卓球・Tリーグ】琉球、沖縄の地で難攻不落の城・KM東京に挑む<見どころ解説>

写真:陳建安(琉球アスティーダ)/撮影:ラリーズ編集部

<Tプレミアリーグ2018/19シーズン 2月11日(月) 豊見城市民体育館>

11日、ノジマTリーグの琉球アスティーダ(以下、チーム略称琉球)と木下マイスター東京(以下、チーム略称KM東京)の対戦が行われる。試合は、豊見城市民体育館にて19:00より行われる予定だ。勝点19で最下位の琉球と、勝点37で首位のKM東京が対戦する構図になる。最下位とはいえまだプレーオフ進出の可能性がないわけではない琉球は、この一戦で下克上したい。KM東京はしっかり勝利して再度独走体制を固めたいところだ。過去の対戦成績はKM東京の4勝1敗となっている。この試合の見どころを解説する。

琉球 vs KM東京 前回の対戦

琉球とKM東京は前回、12月25日に宜野湾市(宜野湾市立体育館)で対戦しており、その際はマッチカウント3-1で琉球が勝利を収めている。田添健汰(KM東京)と松平健太(KM東京)のダブルスが先勝するも、その後は琉球のシングルス勢が3連勝と大健闘。第4マッチでは陳建安(琉球)が張本智和(KM東京)を激戦の末破り、勝利に貢献した。この試合で琉球はKM東京に対するシーズン初白星を飾った。

前回のスコア 琉球 3-1 KM東京
張一博/江宏傑 1-2 ○田添健汰/松平健太
5-11/14-12/9-11

○荘智淵 3-0 田添響
11-6/11-7/11-8

○有延大夢 3-1 大島祐哉
11-9/6-11/11-7/11-3

○陳建安 3-2 張本智和
13-11/11-7/9-11/12-14/11-8

2/11 琉球 vs KM東京 ベンチ入り選手の紹介

※2/10時点の発表。()内はTリーグランク
■琉球
荘 智淵(S)
陳 建安(AA)
有延 大夢(A)
張 一博(A)

琉球はコンパクトなベンチ入りメンバーをどう組み合わせるか。この布陣だとダブルスは誰が組んでもおかしくない。シングルスはKM東京との前回の対戦で3連勝した荘智淵、有延大夢、陳建安を並べてくるか。

■KM東京
水谷 隼(S)
田添 健汰(AA)
張本 智和(S)
大島 祐哉(AAA)
田添 響(AA)
侯 英超(A)

対するKM東京は、まずは水谷・大島のダブルスペアで立ちふさがるか。シングルスは張本智和、水谷隼と日本代表を並べ、無敗のカットマン侯英超で畳み掛ける形が期待される。

2/11 琉球 vs KM東京 見どころの詳細

琉球は12月に宜野湾市でKM東京に初勝利し、今回も沖縄の豊見城市が戦場。地元の後押しで勢いに乗り勝利を収めたいところだ。陳建安はシングルスで張本智和(KM東京)、水谷隼(KM東京)に土をつけており、今回も上位食いがあるのか注目が集まる。メンバー的には前回勝利時に近い編成なので自信を持って勝負に臨みたい。

対するKM東京は、前回対戦時にはいなかった侯英超の加入、水谷隼のベンチ入りで戦力はアップしたと言っていいだろう。シングルスに関しては、前回のように簡単に持っていかれることだけは避けたい。侯英超は5連勝(ヴィクトリーマッチ含む)への期待がかかる。

琉球にとっては勝てばプレーオフへの望みをつなぎ、KM東京にとっては勝てば独走体制をキープすることにつながる重要な一戦だ。琉球対KM東京の試合をぜひ目の当たりにしよう。

文:ラリーズ編集部

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