室屋、初戦で優勝:レッドブル・エアレース アブダビ大会

レッドブル・エアレース・ワールドチャンピオンシップの2019年シーズン初戦となるアブダビ大会にて、日本の室屋義秀選手が見事優勝を勝ち取りました。

室屋選手はフリープラクティスから予選まで53秒台の安定した飛行を見せ、まず予選をトップで通過し3ポイントを獲得。また、2019年シーズンから取り入れられた新ルール「加速度が11Gを超えると1秒のペナルティ」にも該当しませんでした。

そして翌日の決勝では、ラウンド・オブ・14からラウンド・オブ・8を勝ち抜き、決勝のファイナル・4では53.780秒を記録。続くマイケル・グーリアン(米国)は54.009秒で3位、マルティン・ソンカ(チェコ)は53.783秒で2位に終わりました。

これにより、室屋選手は予選の3ポイントと決勝の25ポイントをあわせ、28ポイントを獲得。最高の形で2019年シーズンをスタートする形となりました。

Image Credit: Predrag Vuckovic/Red Bull Content Pool
■レッドブル・エアレース
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文/塚本直樹

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