スコールズ監督がついに誕生! 英4部で指導者キャリアをスタート

オールダムの指揮官に就任したスコールズ氏 photo/Getty Images

フットボールリーグ2(イングランド4部相当)のオールダム・アスレティックは11日、チームの新指揮官にポール・スコールズ氏が就任したと発表した。なお、契約期間は1年半となっている。

現在44歳のスコールズ氏は、現役時代にマンチェスター・ユナイテッドでプレイ。2度の欧州制覇を経験するなど、マンUの黄金期を築いた選手の一人だ。2011年夏に現役を退き、同クラブのコーチに就任したが、2012年1月に電撃復帰。1年半に渡ってプレイし、2013年5月に2度目の現役引退を発表した。引退後は解説者などを務めたほか、マンU時代の戦友であるキャリー・ネビル氏やライアン・ギグス氏らとともに、サルフォード・シティの共同オーナーにも就任していた。なお、サルフォードでは暫定ながら指揮官も務めた経験がある。

そんなスコールズ氏にオールダムがオファー。サルフォードの共同オーナーを辞任し、オファーを受け入れることを決めた。オールダムのオーナを務めるアブダラ・レムサガム氏は、クラブのオフィシャルサイトを通じて「ポールはフットボールで全てを勝ち取ってきた。彼はサッカーの知識が豊富な男だし、監督業でも成功に飢えている。オールダム・アスレティックのファミリーたちも、彼がここへ来たことに非常に満足しているだろう。うまくいけば、我々はこのクラブで一緒に成功を収められるだろう」などと喜びを語っている。

ついにイングランドの伝説が指導者キャリアをスタートさせる。スコールズ監督がどのようなチームを作り上げるか見ものだ。

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