鷹サファテがキャンプ初ブルペン 変化球交えて75球「全てが新しく感じる」

ブルペンでの投球練習を行ったソフトバンクのデニス・サファテ【写真:福谷佑介】

捕手を座らせてボールを投げ「今日は50パーセントくらい」

 ソフトバンクのデニス・サファテ投手が12日、キャンプ合流後初となるブルペンでの投球練習を行った。捕手を座らせ、真っ直ぐだけでなくカーブやフォークの変化球も交えて75球を投じた。

 キング・オブ・クローザーがキャンプ地のブルペンに戻ってきた。サファテがブルペンへと姿を見せると、観覧席のファンからは自然と拍手が巻き起こった。ウォーミングアップのキャッチボールを終わらせると、ブルペン捕手を座らせてボールを投げ込んだ。

「今日は50パーセントくらい。初めてだったし、確認しながら投げた。来たばっかりだし、まだ身体も疲れている。その中でフォームを確かめながら投げた」というサファテ。全力投球ではなかったものの、糸を引くようなボールが次々に捕手のミットに収まっていった。

 9日に来日し、10日にキャンプに合流したばかりのサファテ。「身体は問題ないけど、11か月空いているので体にしっかり『動け』というシグナルを送らないといけない。いまはその段階だね。久しぶりにユニホームを着てブルペンで投げられるのは気持ちがいいね。長期で離脱したこともこれまでなかったから全てが新しく感じる」と初ブルペンを振り返っていた。(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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