「あしぽん」全国へ 芦北高生、独自ブランド収穫

©株式会社熊本日日新聞社

自分たちで育てた「あしぽん」を収穫する芦北高の生徒たち=芦北町

 熊本県芦北町の芦北高農業科の生徒たちが12日、独自ブランドのかんきつ「あしぽん」の収穫を校内のハウスで始めた。果実は貯蔵庫で寝かせた後、4~6月に全国の顧客へ届ける。

 同科は、JAの商標「デコポン」で知られる不知火や肥の豊をハウスと露地計16㌃で栽培。2007年からは「あしぽん」と名付けて販売している。芦北にゆかりのない県外の人が、県内の購入者に贈ってもらったのを機に繰り返し買い求めるなど、顧客が全国に広がっている。

 果樹専攻の3年生7人が、ひもを用いた「枝つり」「玉つり」などを施して大切に育てた果実にはさみを入れ摘み取った。家がかんきつ農家という山本純さんは「今まで収穫の手伝いしかしなかったけれど、天候に左右される農業の厳しさを感じた」と話した。

 今季の収量は例年並みの2トンを見込む。全国の顧客に届けるほか、学校で予約を受け付けて1キロ当たり300~1000円で販売する。(福山聡一郎)