UEFAチャンピオンズリーグがついに再開。そのベスト16でもっとも注目の試合といえるマンチェスター・ユナイテッド対PSGの試合が行われる。
その試合に向けて、今回はこの両チームでプレーした経験を持っている4名のスーパースターを特集しよう。
ズラタン・イブラヒモヴィッチ
PSG所属:2012~2016年
マンチェスター・ユナイテッド所属:2016~2018年
ミランからPSGに加入し、フランスリーグで圧倒的なパフォーマンスを見せたイブラ。「王としてやって来て、伝説として去る」という名言を残し、マンチェスター・ユナイテッドにフリーで移籍した。
イングランドでは愛するモウリーニョ監督の下で35歳という年齢を感じさせないプレーをするも、1年目の終盤に右膝に大怪我を負ってしまい、不本意な形でチームを去ることに。現在はLAギャラクシーで活躍中。
アンヘル・ディ・マリア
マンチェスター・ユナイテッド所属:2014~2015年
PSG所属:2015~2016年
レアル・マドリーから2014年夏に5970万ポンド(およそ86.6億円)という当時のリーグ最高額でマンチェスター・ユナイテッドに加入。ただ今ひとつ期待には応えられず…。
そしてわずか1年でPSGへと移籍。フランスではいきなりとんでもない活躍を見せ、チームの中心として数多くの印象的なプレーをした。「MCN」の3トップが揃うと途端に出番が限られるが、今でも出場すれば絶対的な信頼に値する存在だ。
ガブリエル・エインセ
PSG所属:2001~2004年
マンチェスター・ユナイテッド所属:2004~2007年
アルゼンチンの闘将エインセ。彼が欧州で名を上げたのはPSGでのプレーあってこそ。現トッテナム監督のマウリシオ・ポチェッティーノとコンビを組んでいたことでも有名だ。
それからマンチェスター・ユナイテッドへと移籍し、主に左サイドバックとしてプレミアリーグでも活躍。情熱的かつハードなプレーで存在感を見せた。現在はベレス・サルスフィエルド監督。
デイヴィッド・ベッカム
マンチェスター・ユナイテッド所属:1992~2003年
PSG所属:2013年
花の92年組「ファーギー・ベイヴズ」の一角、世界最高のイケメン選手として知られたベッカム。マンチェスター・ユナイテッドでは数多くのタイトルに恵まれた。その後レアル・マドリーを経てアメリカのLAギャラクシーへ移籍している。
しかし意外なことに彼が引退したのはPSG。2013年1月末にパリへとやってきて、5ヶ月間の契約を結んだ。しかも給与は全て寄付するという男気を見せ、そのシーズンを最後にスパイクを脱いだ。