1軍キャンプに参加しているドラフト3位・山野辺、同7位・佐藤が対談
西武のドラフト3位ルーキー・山野辺翔内野手と同7位・佐藤龍世内野手は、ともに春季キャンプのA班(1軍)入りを果たした。山野辺は正二塁手候補として、佐藤はチーム内で確固たるブランドを築いている富士大出身として、ファンの間でも話題となっている。今回は、期待の新人2人が「文化放送ライオンズエクスプレス」にて行った対談の様子をお届けする。
――今の体の状態、疲れというのは
山野辺「4日連続で練習はプロに入ってから初めてなので、非常に疲れています」
佐藤「僕も、体の節々がパンパンです」
――現在バッティングで感じていることは?
山野辺「教わったことを実行できたときは良い打球が飛んでいます。まだちょっと伸び上がってしまう癖が抜けきらないので、そこをなんとか矯正できるようにやっています」
佐藤「辻監督からはインパクトが弱いと言われていて……強いスイングはできるんですけど、ボールとバットが当たる瞬間100%の力を出しきれていないところが今の課題です」
――山野辺選手は源田選手と一緒にノックを受けています
山野辺「今までは(源田選手を)YouTubeとかで見ていたのですが、それが今は1番いい特等席で見られるので、すごく勉強にはなります」
――これまでも、動画で……
山野辺「めちゃくちゃ見ていました」
――間近で見ると、やはり感動がありますか
山野辺「最初はもう、感動して……はい」
――佐藤選手は富士大出身で、山川選手、外崎選手、多和田投手の後輩ですが、改めて先輩の存在というのは?
佐藤「僕も今までテレビの向こうで見ていた選手とこうして……外崎さんと山川さんとは大学時代も(在籍期間が)被ってはいませんでしたし。また同じユニホームを着て一緒に野球をやれているのは、特別な感じがしています」
――声はかけられた?
佐藤「山川さんは野球の話もしてくださってて、『新人なので張り切っちゃう部分もあると思うけど、それをこらえて、しっかり最後までやりぬくことが大事だから』というのは常に言われていますね」
――山野辺選手は秋山選手と一緒に過ごす時間が多いと。どんなアドバイスをもらっていますか?
山野辺「『まずはチームのこととかは考えずに、個人のことを必死にやってアピールをしよう』と言われました」
――お2人は今どんな目標を持っていますか?
山野辺「まずは開幕1軍、そしてレギュラーになれるように。今はそれを目標に頑張ってます」
佐藤「僕も、もちろん開幕一軍を目標として頑張っています」
山野辺は電話ばかりする佐藤に嫉妬「僕とじゃ寂しいのかなって」
――今キャンプで2回目の休み。どんな風に過ごしますか?
山野辺「そうですね……ゆっくり。まずはゆっくりしたいと思います」
佐藤「僕も山野辺さんと同じ部屋なので、一緒にゆっくりしようかなと思っています」
――2人での生活はいかがですか?
佐藤「普段、グラウンドや外では見られない山野辺先輩の一面を見られているので」
山野辺「おっ、なんだそれ(笑)」
――山野辺選手は佐藤選手と一緒に生活してどうですか
山野辺「佐藤は電話がすごく好きなので、常に誰かと電話しています。僕とじゃ寂しいのかなって、ちょっと寂しい思いはあります」
――“誰か”とは
佐藤「いや、友達ですね。まだ大学の友達と離れて間もなくて、寂しくなっちゃうので。ちょっと寂しいときに電話していますね」
――南郷プリンスホテルの好きなおかず、発表してください
山野辺「僕は栗ケーキが好きです。甘いものが好きなので、毎回ご飯よりも優先してスイーツを食べちゃうような、ちょっといけない子です」
――普段からスイーツ系を食べる?
山野辺「そうなんですよね」
――佐藤選手の好きなおかずは
佐藤「刺身です」
――お父さんが漁業をされていて、魚は切っても切り離せない?
佐藤「そうですね、やっぱりあると食べちゃいます」
――お肉より魚?
佐藤「いやあ、そう言われると……って感じですけど(笑)肉も好きなんですけど、もちろん魚も好きなので、基本的には毎日どちらも食べていますね」
――山野辺選手も食事のバランスは考えていますか?
山野辺「そうですね。栄養士の方もいらっしゃるので、習いながらやっています」
――ファンの皆さんにメッセージをお願いします
山野辺「これからも必死にアピールして、まずは開幕1軍にいられるように頑張りますので、応援よろしくお願いします」
佐藤「僕もこれから必死にアピールして、開幕1軍としてベンチに入ることを目標に、皆の前でプレーできるように頑張るので、応援よろしくお願いします」(「パ・リーグ インサイト」編集部)
(記事提供:パ・リーグ インサイト)