アーケード内のランタン焼ける 送電用ケーブルがショート

 12日午後2時5分ごろ、長崎市万屋町のアーケード内に長崎ランタンフェスティバル実行委が設置していたランタンのオブジェ(高さ約3メートル、横約1.5メートル)が燃え、半分を焼いた。けが人はいなかった。

 実行委などによると、オブジェは地面から約4メートルの高さにワイヤでつり下げていた。送電用ケーブルとワイヤが接触し、ショートしたことが発火の原因。実行委は、今回発火したものと同様の構造のオブジェなどを対象に同日から再点検を実施。安全が確認されるまで対象のオブジェは点灯しないという。実行委の担当者は「再発防止に努める」としている。

半分が焼けたランタンのオブジェ=12日午後2時38分、長崎市万屋町

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