<野田小4女児死亡>父親14日にも再逮捕 昨年末、別の傷害疑い

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 野田市立小4年の栗原心愛(みあ)さん(10)が自宅浴室で死亡した事件で、父親の勇一郎容疑者(41)=傷害容疑で逮捕=が、昨年12月末にも長女の心愛さんを自宅で暴行してけがを負わせた疑いが強まったとして、県警が傷害容疑で再逮捕する方針を固めたことが12日、捜査関係者への取材で分かった。勾留満期の14日にも再逮捕する。心愛さんの体には時期が異なるとみられる複数のあざがあり、県警は心愛さんが繰り返し暴行を受けていたとみて調べていた。

 心愛さんは1月は学校に登校しておらず、12月下旬からの冬休み期間中にも自宅で暴行を受けていたとみられる。捜査関係者によると、母親のなぎさ容疑者(32)=同容疑で逮捕=が勇一郎容疑者の行動を巡り「冬休み中に娘に暴行して、あざができた。隠すために昨年末から外出させなかった」といった趣旨の供述をしていることが分かっている。

 県警は、心愛さんが食事や睡眠を十分に与えられず、衰弱していた疑いがあるとみている。暴行場面を撮影したとみられる動画を押収し分析を急いでいる。

 2人の逮捕容疑は共謀し、1月24日午前10時ごろから午後11時10分ごろまでの間、自宅マンションで心愛さんの髪の毛を引っ張り、両手で首付近をわしづかみにし、冷水シャワーを掛けるなどして首付近にけがを負わせた疑い。駆け付けた救急隊員らが浴室で死亡している心愛さんを見つけた。

 勇一郎容疑者は「しつけのつもりで悪いと思っていない」などと供述していた。