金塊200キロ密輸 外国人2人起訴 千葉地検

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自動車用サスペンションの内部から見つかった金塊(東京税関成田支署提供)

 香港で購入した金塊200キロ(9億2300万円相当)を密輸したとして、千葉地検は12日、関税法違反(無許可輸入)や消費税法違反などの罪で、いずれもイスラエル国籍で東京都内在住の会社役員、ルーベン・ローゼン容疑者(58)とデビット・コーヘン容疑者(55)を起訴した。

 起訴状によると、2人は仲間と共謀し2017年11月3日、香港から成田空港に到着した航空機で、航空貨物の自動車用サスペンション34個の内部に金塊計200キロを隠して密輸し、消費税など約7300万円を脱税したとしている。

 またローゼン被告は同6日、仲間と共謀し同様の手口で、金塊約220キロ(10億2千万円相当)を密輸しようとし、税関職員に見つかったとされる。

 県警によると、2人を含む外国人グループが同3~11月、およそ50回にわたり金塊計4トン(180~200億円相当)を密輸した疑いがあり、地検は「必要があれば捜査を続ける」としている。起訴時点の2人の認否を明らかにしていない。