ベテラン救援右腕・ロモがマーリンズと1年契約へ

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スプリング・トレーニング開始を翌日に控えたマーリンズが、ベテラン救援投手の獲得によりブルペンの戦力アップに成功した。関係者がMLB公式サイトのジェシー・サンチェスに伝えたところによると、マーリンズはフリーエージェントのリリーフ右腕、セルジオ・ロモと1年250万ドルで契約合意に至ったようだ。身体検査を経て、球団から正式に契約成立が発表される見込み。ロモは先日、ブルージェイズとの契約合意が近付いていることが報じられていたが、最終的に新天地として選んだのは、昨季プレイしたレイズと同じフロリダ州に本拠地を置くマーリンズだった。

マーリンズがベテラン救援投手を獲得することは、事前に予測されていた。なぜなら、野球部門社長のマイケル・ヒルが先日行われたファンフェスタにおいて「スプリング・トレーニング開始までに経験豊富なリリーフ投手を獲得する予定である」ことを明言していたからだ。マーリンズはクローザーないし試合終盤の重要な場面を任せることのできる投手を欲していたが、ロモはそのニーズに合致する存在であると言えるだろう。

現在35歳のロモは、昨季レイズで「オープナー」としての5先発を含む73試合に登板して67回1/3を投げ、25セーブ、75奪三振、防御率4.14をマーク。11年のメジャー生活では通算38勝31敗109セーブ、防御率2.86を記録し、ジャイアンツ時代の2010年、2012年、2014年にワールドシリーズ制覇を経験している。

マーリンズの救援陣は、クローザーが固定されておらず、右腕のドリュー・ステッケンライダーと左腕のアダム・コンリーが相手打線との相性を考慮して併用される見込みとなっていた。ロモの加入により、ロモがクローザーの最有力候補となり、ステッケンライダーとコンリーは速球派右腕のタイロン・ゲレーロとともにセットアップ役に回ることになるだろう。経験豊富なロモは、若手投手が多いマーリンズ救援陣の教育係としても貴重な存在となりそうだ。