旅の目的は「たったひとつ」で良い
旅の目的は「たったひとつ」が潔いと思いませんか。
あれもこれもと盛りだくさんは、大人には野暮というもの。情報が氾濫している現代だからこそ、余計なものは削ぎ落として、自分の「たったひとつ」を選び取るのが粋。旅の荷物はシンプルに、期待だけを詰めて。
私たちがまだ訪れたことのない、未知の場所や絶景。
笑顔で迎えてくれる、あたたかい地元のひと。
生産地ならではの、新鮮で美味しいもの。
珠玉のように散らばる日本各地の魅力を発信する「ONESTORY（ワンストーリー）」。「ONE=1ヵ所」を求めて日本を旅するメディアから、私たちの「たったひとつ」が見つかりそうです。
ピンク色のベールが日本を覆う
日本が美しいのは、四季があるから。待ちに待った春が来ますよ。春は魔法のベールで日本全国をふわりと覆い、優しいピンク色に染め上げます。
寒さに顔が強張る冬は、終わりました。空を見上げると、春の光とピンクのベール。ピンクのベールは幸せの香りがして、誰もの頬が緩みます。年間で一番幸せを感じる季節が、来ましたよ。
佐賀県の名木。山里のお寺に揺れるヒメシダレ桜
佐賀県神埼市にある宝珠寺のヒメシダレ桜は、佐賀県の「名木古木100選」にも選定。見頃は例年3月20日前後で、「ソメイヨシノ」よりは少し早めの開花。小さな山寺で、春風に揺れるシダレサクラを愛でるのも風流なものです。
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ONESTORY（ワンストーリー）
霊山・土器山を背景に花開き、枝を垂れるヒメシダレザクラ。[宝珠寺のヒメシダレ桜／佐賀県神埼市]
宝珠寺のヒメシダレ桜
住所：佐賀県神埼市神埼町的908
アクセス：長崎自動車道東脊振ICより車で約10分/JR九州長崎本線神埼駅より昭和バス三瀬線に乗車、バス停・小渕下車、乗車時間約10分、バス停より徒歩約5分
入場料：無料
Website: http://kanzaki.sagan.jp/kankou_spot/houshuji.html
ダイナミックな渦潮と、西海橋のアーチ、千本の桜の共演
日本三大急潮と呼ばれる最大直径10メートルにも及ぶ渦潮と桜が見られる、長崎県の西海橋公園。西海橋周辺では千本の桜が満開になり、潮流の濃紺と桜色のコントラストは見もの。桜が見頃となる2019年3月21日(木)～2019年4月7日(日) には「西海橋 春のうず潮まつり」が開催。
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ONESTORY（ワンストーリー）
豪快な渦潮と美しいアーチ橋を背景に、満開の桜を愛でる。[西海橋公園／長崎県佐世保市]
西海橋公園
住所：長崎県佐世保市針尾東町2678
アクセス：西九州自動車道佐世保大塔ICより車で約20分/西彼杵道路西海パールライン小迎ICより車で約3分/JR九州・松浦鉄道佐世保駅より西肥バス乗車、バス停・西海橋西口もしくは西海橋東口下車、乗車時間約50分、バス停より徒歩すぐ
西海橋 春のうず潮まつり https://www.nagasaki-tabinet.com/event/51733/
入場料：無料
Website: http://saikaibashi.com
古墳を守る桜と菜の花のコントラスト
約2,000本の「ソメイヨシノ」と、約8haの面積に咲く約30万本の菜の花。ピンクと黄色の組み合わせは、春そのものでワクワクしますね。シーズンを迎える3月下旬から4月上旬には「西都花まつり」が開催されます。
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ONESTORY（ワンストーリー）
咲き誇る桜と菜の花に青い空。豊かな色彩のコントラストで魅了する。［西都原古墳群 御陵墓前広場／宮崎県西都市］
西都原古墳群 御陵墓前広場
住所：宮崎県西都市大字三宅4941-1
アクセス : 宮崎自動車道西都ICより車で約10分
西都花まつり https://www.saito-kanko.jp/sightseeing/sakura-nanohana
入場料：無料
Website:http://mppf.or.jp/saito/
4,000本の桜が咲き誇る、福岡県の桜の名所
県下指折りの桜の名所としても知られる、福岡県朝倉市にある甘木公園。ソメイヨシノなど約4,000本が公園中央のひょうたん型の丸山池を彩り、花影を映します。3月末頃から4月上旬にかけて満開となる園内は、まさに桜の楽園。夜には桜のライトアップと噴水のイルミネーションで雰囲気は最高潮に。
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ONESTORY（ワンストーリー）
丸山池を中心に、約4,000本のソメイヨシノが咲き誇る。[甘木公園／福岡県朝倉市]
甘木公園
住所 : 福岡県朝倉市菩提寺79
アクセス：大分自動車道甘木ICより車で約10分/甘木鉄道甘木線甘木駅または西日本鉄道甘木線西鉄甘木駅より車で約10分
甘木公園の桜 http://www.city.asakura.lg.jp/www/contents/1297660018659/index.html
入場料：無料
Website: http://www.city.asakura.lg.jp/www/contents/1297745783757/
今回のたったひとつは、日本を染め上げる美しい春色の絶景。私たちが旅へ向かわずにいられないのは、日常で求められない「たったひとつ」に出逢うためなのです。
