風邪をひくリスクを「50%以下」にするには?

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J-WAVEで放送中の番組『J-WAVE TOKYO MORNING RADIO』(ナビゲーター:別所哲也)のワンコーナー「SUNSTAR PLEASURE PICK UP!」。2月11日(月)のオンエアでは、カゼ予防と対策について、医師の裴 英洙さんがクイズ形式で紹介しました。

■意外と知らないカゼの予防対策

裴さんが、カゼ予防と対策に関する問題を出題しました。

問題:次のうち、カゼの予防策として最も効果的な対策はどれでしょう?

(1)アルコール消毒をするときは、手を洗ったあと、手がぬれているうちに素早く消毒する。
(2)マスクをするときは、しっかりと呼吸ができるように鼻を出す。
(3)1日に11回以上の手洗いをする。

みなさんはどれが正解だと思いますか? ちなみに、別所は「どれも違うような気がする」としながらも1を選択しました。

気になる正解は……(3)「1日に11回以上の手洗いをする」でした。

:手と指の衛生は、感染症予防の基本中の基本です。カゼが人に感染する経路のひとつ、接触感染の多くは人の手を介して起こります。1日に11回以上の手洗いをする人は、しない人よりカゼをひくリスクが50パーセント以下に下がることが、複数の研究で示されています。睡眠時間を除けば、1時間から1時間半に1回くらいの頻度で手洗いをすることになります。

正しい手洗いの順序は、手のひら→手の甲→指と指の間→指先→爪の間→親指を手のひらでねじるように洗う→手首という順番です。

手洗いが終わったら、最後はペーパータオルでしっかりと拭きましょう。ぬれたままの手にはウイルスがまだ残っていて、乾燥した手に比べて100から1000倍のウイルスを運ぶ可能性があると言われています。ペーパータオルによる乾燥は、乾燥時間、乾燥度、微生物の除去、汚染予防の観点から、多くの研究で推奨されています。

■マスクは「フィット感」が命!

では、正解以外の選択肢は、どこが間違いなのでしょうか。

:(1)の対策はNGです。アルコールの抗菌作用は、アルコールが蒸発するときの脱水作用を利用した殺菌効果にあります。ですから、手がぬれたままだと、アルコール濃度が薄まり、殺菌効果が下がってしまいます。

(2)の対策も誤りです。正しいマスクの付け方とは?

1:ワイヤー型のマスクで鼻と頬の隙間をなくす。
2:こまめに捨てる。
3:マスクの表面にはウイルスが付着しているので絶対に触らない。

マスクの機能は「フィット感が生命線」と裴さん。顔とマスクの間に隙間があると、そこから病原菌が入ってくるため、ウイルスを遮断できなくなると解説しました。

まだまだ寒い日が続くこの季節。裴さんのアドバイスを参考に、カゼの予防策をして健康な日々を過ごしましょう。

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【番組情報】
番組名:『J-WAVE TOKYO MORNING RADIO』
放送日時:月・火・水・木曜 6時−9時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/tmr

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