まだ気温の上がり鈍い

14日(木)は日本海側の各地で、午前中を中心に雪や雨に。太平洋側は晴れる地域が多くなりますが、関東南部は雲の広がる時間の方が長いでしょう。東京の予想最高気温が8℃と低いのは、日差しが少ないのが要因の一つですが、やはり寒気の流れ込む地域で寒い状態が続くといえます。大阪と広島あたりを結ぶラインから北の各地は、日中の気温が平年より3℃前後低いと思ってください。

一方、四国の太平洋側や九州南部では、だいたい今頃の気温となる見込み。もとより温暖と呼ばれる地域なのですが、週末にかけても気温が平年並みまで上がる予想で、北方から羨望のまなざしが注がれそうです。ただし、来週には東・北日本でも気温が平年より高くなる見通し。今週に比べて、だいぶ空気が滑らかになってくると思います。

気象予報士・高橋 和也

画像について:14日の天気予報。

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