カナダ、首相周辺が不正か

閣僚辞意、政権に痛手も

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退役軍人相に任命され、カナダのトルドー首相(左)と写真撮影するウィルソンレイボールド氏=1月14日、オタワ(ロイター=共同)

 【ニューヨーク共同】カナダのウィルソンレイボールド退役軍人相が12日、辞意を表明した。法相だった当時、汚職の疑いが持たれた大手建設会社の刑事処分について、トルドー首相周辺から手心を加えるよう不正な圧力をかけられて拒否したことが背景にあると報道されて波紋が広がっており、トルドー政権に痛手となる可能性がある。

 ウィルソンレイボールド氏は1月まで法相だったが、内閣改造で退役軍人相となった。有力紙グローブ・アンド・メールの最近の報道によると、昨年秋、贈賄が疑われた建設会社を起訴せずに罰金で済ませるよう求められて従わず、事実上「降格」されたという。