南米コロンビアで２月12日に、第２回ツール・コロンビア2.1（アメリカツアー2.1）が開幕した。初日はメデジンで14kmのチームタイムトライアルが競われ、米国のEFエデュケーションファーストが優勝し、地元コロンビアのリゴベルト・ウランがリーダジャージを獲得した。
今大会は、昨年『コロンビア・オロ・イ・パス』の名称で初開催され、地元期待の若手選手、エガン・ベルナル（チームスカイ）が最終日にナイロ・キンタナ（モビスターチーム）を逆転して総合優勝し、大いに盛り上がった。
第２回大会となった今年は、UCIワールドチーム6チーム、UCIプロコンチネンタルチーム6チームを含めた28チームが参加。ベルナルがゼッケン１を付けたチームスカイは、英国のクリストファー・フルームがこのレースでシーズンインしている。日本からはNIPPO・ヴィーニファンティーニ・ファイザーネの伊藤雅和と中根英登が参加している。
ツール・コロンビア2.1は６ステージで競われ、2月17日に閉幕する。
■地元で初日にリーダージャージを着たウランのコメント
「ボクたちは勝ててすごくハッピーだ。特にボクは自分の故郷で走っているから本当に幸せで、何よりも望むものだ。コロンビアで自転車競技は本当に盛んで、ここでチームタイムトライアルを勝つと、この後の１週間とてもやる気になるね」
■第１ステージ結果
［2月12日／メデジン〜メデジン／14km（チームＴＴ）］
1. EF EDUCATION FIRST (USA) 15:05
2. DECEUNINCK - QUICK - STEP (BEL) 0:08
3. TEAM SKY (GBR) 0:10
4. ASTANA PRO TEAM (KAZ) 0:22
5. UAE TEAM EMIRATES (UAE) 0:35
6. TEAM MEDELLIN (COL) 0:40
7. MOVISTAR TEAM (ESP) 0:44
8. EPM (COL) 0:52
9. COLDEPORTES BICI STRONGMAN (COL) 0:53
10. TEAM MANZANA POSTOBON (COL) 0:54
11. NIPPO-VINI FANTINI FAIZANE (ITA) 1:01
■第１ステージの総合成績
1. URAN Rigoberto (EF Education First / COL) 00:15:05
2. MARTINEZ POVEDA Daniel Felipe (EF Education First / COL)
3. CRADDOCK Lawson (EF Education First / USA)
4. PHINNEY Taylor (EF Education First / USA)
5. JUNGELS Bob (DECEUNINCK - QUICK - STEP / LUX) 0:08
6. ALAPHILIPPE Julian (DECEUNINCK - QUICK - STEP / FRA) 0:08
7. RICHEZE Maximiliano Ariel (DECEUNINCK - QUICK - STEP / ARG) 0:08
8. HODEG Alvaro Jose (DECEUNINCK - QUICK - STEP / COL) 0:08
9. NARVAEZ Jonnathan Manuel (TEAM SKY / ECU) 0:10
10. SOSA Ivan Ramiro (TEAM SKY / COL) 0:10
51. ITO Masakazu (NIPPO-VINI FANTINI FAIZANE / JPN) 1:01
53. NAKANE Hideto (NIPPO-VINI FANTINI FAIZANE/ JPN) 1:01
（ レース公式サイト ）
