水害を想定 図上訓練 県と笠間市 関係機関が連携確認

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県と笠間市が関係機関と合同で実施した図上型防災訓練=県庁

県と笠間市は13日、県庁で大雨による水害を想定した図上訓練を行った。自衛隊や県警本部など関係機関も含め約200人が参加し、被災状況の情報伝達や関係機関への派遣要請など災害対応の連携を確認した。

訓練は、南岸低気圧の影響で大雨が降り続き、県内で土砂災害や河川氾濫が発生したとし、大井川和彦知事が海外出張のために不在で小野寺俊副知事が災害対策本部長代理となる想定で進められた。

災害対策本部には総括班、広報班、情報班、航空運用班など役割分担の示されたビブスを着用した職員が集合。「笠間市内の涸沼川で氾濫」「100世帯以上が孤立」など被災地から次々と状況の情報を受け、各班のホワイトボードには時系列に被災状況と対応が書き込まれた。

不在想定の大井川知事には、災害対策本部事務局長の服部隆全県防災・危機管理部長からテレビ電話で被害状況等を報告。移動中の車内から大井川知事は「住民の避難に万全を期すること」「関係機関との連携を密にすること」など指示し、緊急対応等の権限を小野寺副知事に委譲した。

服部部長は「災害時は対応に慌てることが多い。ゆっくり丁寧に情報を伝えることが大事」と職員に呼び掛けた。

(三次豪)